岳参り行きました

5月の晴れ間に永田岳に岳参りと言う儀式で、行って来ました。

早朝に永田の前浜に行き、砂を竹筒に入れて、それを山頂の祠に納めます。

そこから永田神社に行って、お祈りをして永田岳を目指します。

今回は早めに梅雨入りして、天気が二日持ちそうもないと判断して日帰り登山。

普通は山に一晩泊まるのですが、梅雨なので仕方なく日帰りでした。

今回はダイビングのリョウちゃんと二人だけでの登山になりました。

永田岳登山の日帰りは初めてでしたが、意外と楽に登れました。

最近は登りがきつく始めは、リョウちゃんについて行くのが大変でした。

そのうちに身体が登りにだいぶん慣れてきて、予想してたペースよりも早く歩けてました。

桃平でゆっくり休憩して登ってたら、林野庁の方も大川林道から永田歩道に来てました。

この時期は屋久島シャクナゲが咲いているので登る時は、写真を撮ったり集落を眺めたりしながら頂上を目指します。

永田岳に登ると祠に向かい、コメ、塩、焼酎、砂を奉納してお祈り。

五穀豊穣、皆さんの安全、今年もコロナの終息を祈願してきました。

去年も今年も降りてきたら、コロナの感染者が出てたので、ちょっとガッカリしました。

もう18年ぐらいは岳参りをやってます。

江戸時代ぐらいから始まった岳参りの儀式です。

20年前ぐらいに途絶えてた岳参りの儀式を、柴 てっせいさんらが復活させたのですが、今は地元の方は行く人が誰もいなくなりました。

時代がそういう儀式を必要としなくなったのか?

自然崇拝という原子宗教、インドの3000mぐらいで出会った同じ岳参り。

世界のどこかでは、まだ続いてると思いますが、それが屋久島にもあったことに喜びました。

とりあえず元気なうちは、続けていきたいと思ってます。

次回の岳参りは秋の11月ごろに予定してますが、そのころにはコロナが終息してたらいいですね。

2021年06月13日