白谷雲水峡は四季を通じて、いつでも気軽に行ける苔の森です。
屋久島の森のイメージは、もののけ姫などの映画の影響があると思います。
彼らも屋久島に来て森を見て、感じて、それが映像になってるんでしょう。
写真や映像を通して見たら綺麗なのに、本物を見て大したことなかった経験がありますが、ここでは写真や映像を超えたすばらしい苔の森が見れます。
苔に触れたら、あれっ?気持ちいい。フワフワしてとても綺麗。それまでの汚いイメージが変わってしまったりします。
時間を有効に使うなら空港や港からのピックアップで、白谷雲水峡ツアーなどはお勧めですよ。 昼前なら屋久島の地の料理を食べてから、白谷を歩くこともできます。
白谷雲水峡の歩き方
ここは世界遺産エリアではありませんが、苔に覆われた森が素敵な場所です。
宮之浦から30分、安房、永田から車で1時間で行けます。
屋久島の自然に触れるには、ここが一番に行きやすいところです。
コースは楠川歩道を通るコースと原生林歩道コースとふたつあります。
入口から太鼓岩までは、楠川コースで約2時間、原生林コースで3時間ぐらいで行けます。
白谷雲水峡のコースは約6時間ぐらいのコース設定にしてます。
ゆっくり歩いて行っても、そのぐらい時間があれば歩けるコースです。
白谷雲水峡のコース案内
白谷雲水峡の入口(標高600m)ー飛竜落とし(滝)ー楠川歩道ーくぐり杉ー白谷小屋(850m)-苔むす森ー辻峠(975m)-太鼓岩(1050m)ぐらい。
楠川歩道は比較的に歩きやすい道です。なだらかなみちを歩いて行くと、1時間ぐらいで白谷小屋に着いてしまいます。小屋からすぐに7本杉という屋久杉が見れます。
そこから5分歩くと、苔むす森(旧もののけの森)という苔が覆ってる場所にたどり着きます。
苔むす森からはちょっと急な坂道になります。歩くのが苦手な人は苔むす森迄でも、十分に堪能できますよ。
辻峠から太鼓岩の往復は、あまり整備されてない山道です、根っこがあって歩きにくい道です。
白谷雲水峡の入口ー飛竜落としー原生林歩道ーくぐり杉ー白谷小屋ー苔むす森ー辻峠ー太鼓岩
原生林歩道は普通に山道です。アルプスなどと違って、標高が低いので根っこがたくさんあって歩きにくいです。縄文杉コースと比べると、白谷のコースはあまり整備されてない感じがします。 原生林歩道は歩く人が少ないので、静かに山道を歩くにはとても素敵な空間がそこにはあります。
コースはこの2つです。弥生杉という屋久杉が入口付近にはありますが、団体のツアー以外では案内してません。
山ではほとんどの場所で、水を飲むことができるのが屋久島の森です。
超軟水の水です、無味無臭、なんかすっーと身体に入る感じです。
白谷雲水峡入口